二つのアプリを同時にiPadで使うには?結論から言うと「Split View」が基本
「二つのアプリを同時にiPadで使いたい」と思ったとき、まず覚えてほしいのがSplit View(スプリットビュー)です。これはiPadの画面を左右に分割して、2つのアプリを同時に表示・操作できる標準機能です。iPadOSが動作する多くのモデルで利用でき、特別なアプリを追加する必要はありません。
たとえば、左側にApple iPad AirのようなiPadでSafariを開き、右側にメモアプリを表示すれば、調べた内容をそのまま書き写せます。この「ながら作業」ができるのがiPadの大きな強みです。
ただし、Split Viewが使えるかどうかは、iPadのモデルやiPadOSのバージョンによって異なります。また、すべてのアプリが分割表示に対応しているわけではありません。ここからは、具体的な使い方と注意点を順番に整理していきます。
二つのアプリを同時にiPadで表示する3つの方法
iPadで複数のアプリを同時に扱う方法は、主に次の3つです。それぞれ得意な場面が違うので、自分の使い方に合うものを選びましょう。
Split View(画面を左右に分割)
Split Viewは、画面を左右に分割して2つのアプリを並べる方法です。もっとも一般的で、初心者にも分かりやすい表示方法です。片方のアプリを使いながら、もう片方を参照するのに向いています。
例えば、Apple iPad Proのような大画面モデルなら、左右に分けてもそれぞれの表示領域が広く、作業しやすくなります。動画を見ながらメモを取る、資料を読みながらメールを書くといった用途にぴったりです。
Slide Over(一時的に重ねて表示)
Slide Overは、メインのアプリの上に別のアプリを一時的に重ねて表示する方法です。画面を分割するほどではないけれど、ちょっと別のアプリを確認したいときに便利です。使い終わったら横にスワイプして隠せます。
たとえば、Apple iPad miniのような小型モデルでは、Split Viewだと表示領域が狭くなりがちです。そんなときはSlide Overで必要なときだけアプリを呼び出すほうが快適な場合もあります。
ステージマネージャ(ウィンドウを自由に配置)
ステージマネージャは、対応モデルで使える機能で、アプリをウィンドウ表示にして自由にサイズ変更・配置できます。2つどころか、複数のアプリを重ねて表示することも可能です。デスクトップPCに近い感覚で使いたい人に向いています。
ただし、ステージマネージャはすべてのiPadで使えるわけではありません。対応しているのは比較的新しく、性能の高いモデルに限られます。Apple iPad Air (第5世代)などが該当します。
Split Viewの具体的な使い方と設定手順
ここでは、もっとも基本的なSplit Viewの使い方を説明します。機種によって多少操作が異なる場合がありますが、考え方は同じです。
- まず1つ目のアプリを開きます。
- 画面の上部(または下部)にあるマルチタスキングボタン、もしくは画面上端から少しスワイプしてDockを表示します。
- Dockから2つ目のアプリを長押しして、画面の左端または右端にドラッグします。
- 画面が分割されたら、中央の仕切りをドラッグして幅を調整します。
この操作に慣れると、Apple Pencil (第2世代)を使いながら、片方で手書きメモ、もう片方で資料閲覧といった使い方もスムーズになります。
二つのアプリを同時にiPadで使うメリットとデメリット
便利な機能ですが、いい面と注意点の両方があります。導入前に確認しておきましょう。
メリット
- アプリを切り替える手間が減り、作業効率が上がる
- 調べ物をしながらメモやメール作成ができる
- 動画視聴とSNSチェックなど、娯楽でも活用できる
- 大画面モデルほど恩恵が大きい
特にApple iPad (第10世代)のような標準モデルでも、Split Viewを使えば「ながら作業」の快適さを実感できます。
デメリット・注意点
- すべてのアプリが分割表示に対応しているわけではない
- 画面が狭くなり、文字が小さく感じることがある
- バッテリー消費がやや増える傾向がある
- 古いiPadや古いiPadOSでは使えない場合がある
特に小型モデルでは、分割すると1つあたりの表示領域がかなり狭くなります。Apple iPad mini (第6世代)を使っている人は、Slide Overを併用するなど工夫しましょう。
二つのアプリを同時にiPadで使うときの注意点
快適に使うために、次の点に注意してください。
- 対応アプリを確認する:分割表示に対応していないアプリもあります。使いたいアプリが対応しているか、公式情報で確認しましょう。
- iPadOSを最新にする:設定の「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から更新できます。
- ストレージに余裕を持つ:複数アプリを同時に動かすとメモリやストレージを消費します。余裕を持っておくと安定します。
- 発熱に注意:負荷の高い作業を長時間続けると本体が温かくなることがあります。
また、Apple iPad 第9世代など古めのモデルでは、動作がもたつくことがあります。その場合は同時に開くアプリを減らすなどの調整が必要です。
二つのアプリを同時にiPadで使うのにおすすめの組み合わせ
実際にどんな組み合わせが便利か、用途別に紹介します。
- 学習・仕事:Safari+メモ、PDF閲覧アプリ+ノートアプリ
- 動画・エンタメ:動画アプリ+SNS、音楽アプリ+ブラウザ
- 買い物:ショッピングアプリ+価格比較サイト
- 創作:お絵かきアプリ+参考画像表示
たとえばApple iPad Pro 12.9インチのような大画面なら、動画を見ながらコメントを書くといった使い方も快適です。また、Apple Magic Keyboardを組み合わせれば、よりPCに近い作業環境になります。
対応モデルとiPadOSの確認ポイント
Split Viewやステージマネージャを使うには、対応モデルとiPadOSのバージョンが重要です。一般的に、新しいモデルほど多くのマルチタスキング機能を利用できます。
目安として、Apple iPad Air (第4世代)以降のモデルや、Apple iPad Pro (第3世代)以降のモデルは、ステージマネージャを含む高度な機能に対応していることが多いです。ただし、正確な対応状況はAppleの公式情報で必ず確認してください。
また、Apple iPad (第8世代)などのモデルでも、Split View自体は利用できる場合があります。自分のiPadがどの機能に対応しているか分からないときは、設定アプリや公式サポートページを確認しましょう。
まとめ:二つのアプリを同時にiPadで使えば作業効率が大きく変わる
二つのアプリを同時にiPadで使う方法は、Split View・Slide Over・ステージマネージャの3つが中心です。用途やモデルに合わせて使い分けることで、調べ物・学習・仕事・娯楽のすべてが快適になります。
まずはSplit Viewから試してみて、物足りなければSlide Overやステージマネージャに挑戦するのがおすすめです。Apple iPad本体の設定を見直し、iPadOSを最新に保つことも忘れないようにしましょう。自分に合ったマルチタスキング環境を見つけて、iPadをもっと活用してください。


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