iPad 背面タップとは?結論から先にお伝えします
iPad 背面タップとは、iPadの背面を指でトントンと軽く叩くだけで、あらかじめ決めておいた操作を実行できるアクセシビリティ機能です。正式には「背面タップ」という名前で、設定アプリの「アクセシビリティ」→「タッチ」の中に用意されています。対応しているのは、iPadOSを搭載した Apple iPad や Apple iPad Air、Apple iPad Pro、Apple iPad mini といった一連のモデルです。
「背面を叩くなんて誤作動しそう」と思うかもしれませんが、実際にはダブルタップとトリプルタップの2種類だけを登録でき、感度も調整できます。まずはこの機能の全体像をつかんでから、自分の使い方に合うかどうかを判断していくのがおすすめです。
iPad 背面タップでできること
背面タップに割り当てられる操作は、思っている以上に幅広いです。代表的なものを挙げると、次のようなものがあります。
- スクリーンショットの撮影
- ホーム画面に戻る、アプリスイッチャーを開く
- コントロールセンターや通知センターを開く
- 音量の調整、ミュートの切り替え
- AssistiveTouchのオン・オフ
- ショートカットアプリの起動
- 拡大鏡やズームなどのアクセシビリティ機能
- Siriの呼び出し
たとえば、Apple Pencil でメモを取っているときに、背面を2回叩いてスクリーンショットを撮る、といった使い方ができます。ホームボタンのないモデルでは、画面下からスワイプする操作を減らせるのも地味に便利なポイントです。
iPad 背面タップの設定手順
設定はとてもシンプルです。順番に追っていけば数分で終わります。
- 「設定」アプリを開く
- 「アクセシビリティ」をタップ
- 「タッチ」をタップ
- 一番下にある「背面タップ」をタップ
- 「ダブルタップ」または「トリプルタップ」を選ぶ
- 割り当てたい操作を一覧から選ぶ
ダブルタップとトリプルタップには、それぞれ別の操作を割り当てられます。たとえばダブルタップにスクリーンショット、トリプルタップにコントロールセンターを設定しておくと、指の動きだけで多くの操作をこなせます。Apple iPad 第10世代 のような比較的手に取りやすいモデルでも、この機能は問題なく使えます。
iPad 背面タップのメリット
実際に使ってみると、次のようなメリットが感じられます。
操作の手間が減る
画面の端からスワイプしたり、ボタンを探したりする手間がなくなります。特に片手で Apple iPad mini 第6世代 を持っているときは、背面タップのありがたさがよくわかります。
ショートカットと組み合わせると化ける
ショートカットアプリと連携させれば、決まったアプリを開く、特定のURLを開く、といった自動化も呼び出せます。Apple iPad Air 第5世代 のような処理性能の高いモデルなら、複雑なショートカットも快適に動きます。
アクセシビリティとしても優秀
もともとアクセシビリティ機能として用意されているため、画面上のボタンを押しづらいと感じている人にとっても心強い味方になります。
iPad 背面タップのデメリットと注意点
便利な一方で、気をつけておきたい点もあります。
誤作動が起きることがある
カバンを出し入れするときや、机に置くときに背面が当たって反応してしまうことがあります。特に Apple iPad ケース を付けているかどうかで感度の感じ方も変わります。気になる場合は、設定の「背面タップ」内で感度を「しっかり叩く」側に変更してみてください。
対応していない操作もある
すべての操作を割り当てられるわけではありません。たとえば特定のアプリ内の細かい操作までは設定できません。あくまでシステムレベルの操作やショートカットの起動が中心だと考えるとよいでしょう。
ケースによっては反応しにくい
厚みのあるケースや金属製のケースを使っていると、タップが認識されにくくなることがあります。Apple iPad スマートカバー のような純正アクセサリなら比較的安定して反応しますが、サードパーティ製の Apple iPad 保護フィルム やケースを組み合わせるときは、実際に試しながら調整するのがおすすめです。
iPad 背面タップはどんな人におすすめか
次のような人には、特に向いている機能です。
- スクリーンショットをよく撮る人
- 画面操作を少しでも減らしたい人
- ショートカットを使いこなしたい人
- 手が不自由でボタン操作が難しい人
逆に、ほとんどiPadを触らない人や、動画視聴が中心で操作が少ない人には、設定しなくても困らない機能かもしれません。Apple iPad Pro 11インチ のような高性能モデルを仕事で使い倒す人ほど、恩恵を実感しやすいでしょう。
iPad 背面タップを使いこなすためのコツ
最後に、使いこなすためのちょっとしたコツを紹介します。
まずは1つだけ設定する
最初からあれこれ割り当てると、どのタップがどの操作か混乱しがちです。まずはスクリーンショットなど、よく使う操作を1つだけ設定して慣れましょう。
感度を自分に合わせる
「軽く叩く」と「しっかり叩く」の間で調整できます。誤作動が多いなら「しっかり叩く」、反応が悪いなら「軽く叩く」に寄せてみてください。
ショートカットと組み合わせる
ショートカットアプリで定型作業を組んでおけば、背面タップから一発で呼び出せます。Apple iPad 第9世代 のようなモデルでも、工夫次第で作業効率はぐっと上がります。
まとめ:iPad 背面タップは設定次第で毎日の操作が快適になる
iPad 背面タップは、背面を軽く叩くだけでスクリーンショットやコントロールセンターの表示などを呼び出せる、地味ながら便利なアクセシビリティ機能です。設定は「設定」→「アクセシビリティ」→「タッチ」→「背面タップ」の順で進めるだけで完了します。誤作動やケースとの相性といった注意点はあるものの、感度調整とショートカットの活用で十分カバーできます。まずは1つだけ操作を割り当てて、自分の Apple iPad に合う使い方を見つけてみてください。

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