「private ip address range」って聞いたことはあるけど、実際にどの範囲を指すのか、なぜ必要なのかまで説明できる人は意外と少ないですよね。結論から言うと、private ip address range(プライベートIPアドレス範囲)とは、家庭や社内など限られたネットワーク内だけで使えるIPアドレスの範囲のことです。インターネット上では使われず、主に次の3つの範囲が代表的です。
- 10.0.0.0 ~ 10.255.255.255(10.0.0.0/8)
- 172.16.0.0 ~ 172.31.255.255(172.16.0.0/12)
- 192.168.0.0 ~ 192.168.255.255(192.168.0.0/16)
この記事では、private ip address rangeの基本から、クラスとの関係、グローバルIPとの違い、設定時の注意点まで、ネットワーク機器を選ぶときの判断材料になるように整理していきます。ルーターやNASを買う前に、まずは仕組みを押さえておきましょう。たとえば BUFFALO 無線LANルーター WSR-1800AX4S のような家庭用ルーターは、この範囲を自動で割り振ってくれます。
private ip address rangeとは?まず結論
private ip address rangeとは、組織や家庭の内部ネットワーク専用に予約されたIPアドレスの範囲です。インターネットに直接出られない代わりに、同じ範囲を世界中の別ネットワークで何度も再利用できます。この仕組みのおかげで、IPv4アドレスの枯渇をある程度緩和できています。
たとえば自宅の NEC Aterm 無線LANルーター PA-WG2600HS2 が192.168.0.1を配っていても、隣の家のルーターが同じ192.168.0.1を使っていて問題になりません。これがprivate ip address rangeの大きな特徴です。
private ip address rangeの3つの範囲を一覧で確認
代表的な範囲はRFC 1918で定義されています。プライベートIPアドレス範囲を一覧にすると次のとおりです。
| 範囲 | CIDR表記 | 利用可能なアドレス数 | よく使われる場面 |
|---|---|---|---|
| 10.0.0.0 ~ 10.255.255.255 | 10.0.0.0/8 | 約1,677万 | 大規模オフィス、データセンター |
| 172.16.0.0 ~ 172.31.255.255 | 172.16.0.0/12 | 約104万 | 中規模ネットワーク、VPN |
| 192.168.0.0 ~ 192.168.255.255 | 192.168.0.0/16 | 約6万5千 | 家庭、小規模オフィス |
家庭でよく見かけるのは192.168.0.1や192.168.1.1です。これは ELECOM 無線LANルーター WRC-1167GS2-B など多くの機器で初期設定に使われています。一方、社内ネットワークでは10.x.x.xが採用されることが多いです。
グローバルIPアドレスとの違い
グローバルIPアドレスはインターネット上で一意に識別されるアドレスで、プロバイダから割り当てられます。private ip address rangeはそれとは別物で、外部から直接アクセスできません。外部と通信するときは、ルーターのNATやNAPTという仕組みでアドレスを変換します。
この変換があるおかげで、家庭内の複数端末が1つのグローバルIPを共有できます。バッファロー 無線LANルーター WXR-6000AX12S のような高性能モデルでも、基本の考え方は同じです。なお、IPv6にはUnique Local Address(ULA)という別のプライベート用途の範囲があります。
クラスA・B・Cとの関係を整理
昔のクラス分類では、クラスAは先頭8ビット、クラスBは16ビット、クラスCは24ビットをネットワーク部に使いました。private ip address rangeはこのクラスとも対応関係があります。
- クラスA相当:10.0.0.0/8
- クラスB相当:172.16.0.0/12
- クラスC相当:192.168.0.0/16
ただし現在はクラスという考え方はあまり使われず、CIDR表記で範囲を指定するのが一般的です。とはいえ、資格試験や古い資料ではクラス用語が出てくるので、対応を覚えておくと役立ちます。
private ip address rangeを使うメリット
メリットは大きく3つあります。1つ目はアドレスを節約できること。2つ目は外部から直接見えにくく、セキュリティ面で一定の隔離ができること。3つ目は自由に設計できることです。
たとえば TP-Link 無線LANルーター Archer AX73 のようなルーターなら、管理画面からLAN側のIP範囲を変更できます。拠点ごとに範囲を分けておけば、VPN接続時の衝突も避けやすくなります。
private ip address rangeを使うときの注意点
注意点は、範囲が重複すると通信できなくなることです。自宅と会社、あるいは本社と支社で同じ192.168.0.0/24を使っていると、VPNでつないだときにどちらの機器か判別できなくなります。
また、private ip address rangeはインターネットから直接アクセスできないため、外部公開したいサーバーにはグローバルIPやポートフォワード、リバースプロキシが必要です。YAMAHA ルーター RTX830 のような業務用機器では、このあたりを細かく設定できます。
おすすめのルーターと設定の考え方
家庭でprivate ip address rangeを意識するなら、ルーターの管理画面でDHCP範囲を確認しましょう。初期値のままだと、来客用Wi-Fiやゲストネットワークと重なることがあります。
おすすめの選び方は、対応するWi-Fi規格、LANポート数、VPN機能の有無で比較することです。ASUS 無線LANルーター RT-AX86U はゲーミング向けの機能が豊富で、バッファロー 無線LANルーター WSR-3200AX4S はコスパ重視の人に向いています。メッシュWi-Fiを組みたいなら TP-Link Deco X60 のような製品も候補になります。
設定時は、次の流れで進めると迷いません。
- 現在のルーターのIPアドレスを確認する
- DHCPで配る範囲を決める
- 固定IPにしたい機器は範囲外に割り当てる
- 必要ならVPNやポート開放を設定する
有線で安定させたい場合は バッファロー スイッチングハブ LSW4-GT-8EP/BK を足すのも手です。Wi-Fiが不安定なときは TP-Link Wi-Fi 中継機 RE450 で電波を補う方法もあります。
private ip address rangeに関するよくある質問
private ip address rangeは自分で決めていい?
はい、範囲内であれば自由に設計できます。ただし既存ネットワークと重複しないようにしましょう。
192.168.1.1と192.168.0.1はどっちがいい?
どちらでも問題ありません。既存機器やVPN先と重ならない方を選ぶのがおすすめです。
スマホからも使える?
同じWi-Fi内なら使えます。外出先から使うにはVPNが必要です。
まとめ:private ip address rangeを理解してネットワークを設計しよう
private ip address rangeは、10.0.0.0/8、172.16.0.0/12、192.168.0.0/16の3つが基本です。家庭では192.168.x.x、社内では10.x.x.xがよく使われます。範囲の重複を避け、必要に応じてVPNやポート設定を組み合わせれば、安全で管理しやすいネットワークを作れます。
まずはお使いのルーターの管理画面を開いて、現在のprivate ip address rangeを確認してみてください。機器を買い替えるときは、NEC Aterm 無線LANルーター PA-WG2600HS2 や BUFFALO 無線LANルーター WSR-1800AX4S のように、設定画面のわかりやすさも比較ポイントになります。

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