WindowsのIPアドレスとは?まずは結論から
WindowsのIPアドレスとは、パソコンがネットワーク上で「自分はここにいます」と名乗るための住所のような番号です。インターネットや社内LANにつながるすべての機器に割り当てられ、宅配便の宛先と同じ役割を果たします。Windowsでは「設定」アプリや「コマンドプロンプト」から、このIPアドレスを数クリック・数コマンドで確認できます。変更したい場合は「ネットワークとインターネット」のアダプター設定から、自動取得(DHCP)と手動設定(固定IP)を切り替えられます。
この記事では、WindowsでIPアドレスを確認する手順、変更する手順、固定IPと動的IPの違い、そして設定時に気をつけたい注意点までを順番に解説します。読み終わるころには、自分の環境に合った設定を自分で選べるようになりますよ。
WindowsでIPアドレスを確認する方法
確認方法は大きく3つあります。目的に合わせて使い分けてください。
設定アプリから確認する
もっとも簡単なのは「設定」アプリを使う方法です。「スタート」→「設定」→「ネットワークとインターネット」→「Wi-Fi」または「イーサネット」→「ハードウェアのプロパティ」と進むと、IPv4アドレスやデフォルトゲートウェイ、DNSサーバーなどが一覧で表示されます。マウス操作だけで完結するので、パソコンに不慣れな方にもおすすめです。
コマンドプロンプトから確認する
慣れている方なら「ipconfig」コマンドが早いです。「スタート」ボタンを右クリックして「ターミナル」または「コマンドプロンプト」を開き、ipconfigと入力してEnterを押します。IPv4アドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイがすぐに表示されます。さらに詳しい情報が欲しいときはipconfig /allを使うと、MACアドレスやDHCPの有無まで確認できます。
コントロールパネルから確認する
古いバージョンのWindowsに慣れている方は「コントロールパネル」→「ネットワークと共有センター」→「接続」→「詳細」でも確認できます。Windows 10やWindows 11でも引き続き使える方法なので、覚えておくと安心です。
WindowsでIPアドレスを変更する方法
IPアドレスを変更する場面は、主に「固定IPにしたい」「ルーターの設定に合わせたい」といったときです。手順は次のとおりです。
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「Wi-Fi」または「イーサネット」を開く
- 使用中のネットワークの「IP割り当て」の「編集」をクリック
- 「自動(DHCP)」から「手動」に切り替える
- IPv4をオンにして、IPアドレス・サブネットマスク・ゲートウェイ・DNSサーバーを入力する
- 「保存」をクリックして完了
入力するIPアドレスは、ルーターのDHCP割り当て範囲と重ならない番号を選ぶのがポイントです。たとえばルーターが192.168.1.2〜192.168.1.100を自動配布しているなら、192.168.1.200などを使うと衝突を避けられます。
固定IPと動的IPのメリット・デメリットを比較
IPアドレスには「固定IP」と「動的IP」の2種類があります。それぞれの特徴を整理しておきましょう。
固定IPのメリット
- 毎回同じアドレスになるため、サーバーやプリンターの接続先が安定する
- リモートデスクトップやファイル共有の設定がしやすい
- ネットワーク機器の管理台帳が作りやすい
固定IPのデメリット
- 設定ミスでIPアドレスが重複すると通信障害が起きる
- 別のネットワークに持ち運ぶと、そのままではつながらないことがある
- セキュリティ対策を怠ると、外部から狙われやすくなる可能性がある
動的IPのメリット
- ルーターが自動で割り当てるため、設定の手間が少ない
- アドレスが定期的に変わるので、外部からの特定リスクを抑えやすい
- カフェやホテルなど、いろいろなネットワークにつなぐノートパソコンに向いている
動的IPのデメリット
- 再起動などでアドレスが変わり、接続先の設定が崩れることがある
- サーバー用途には向かない
一般的な家庭や個人利用なら動的IPのままで十分です。社内サーバーやNAS、ネットワークカメラなど「いつも同じアドレスで接続したい機器」がある場合だけ、固定IPを検討するとよいでしょう。
WindowsのIPアドレス設定で気をつけたい注意点
設定を触る前に、次のポイントを確認しておきましょう。
- IPアドレスの重複に注意する。同じ番号を2台に設定すると、どちらも通信できなくなることがあります
- 会社や学校のネットワークでは、勝手に固定IPへ変更しない。管理者の許可が必要な場合があります
- DNSサーバーの設定を間違えると、Webページが開けなくなることがあります
- 設定変更後は
ipconfig /releaseとipconfig /renewで更新すると反映されやすいです - 元の設定に戻せるよう、変更前の値をメモしておく
また、IPアドレスから個人の住所や氏名が直接特定されるわけではありません。ただし、接続情報と組み合わせるとおおよその地域が分かる場合があるため、VPNの利用やルーターのセキュリティ設定もあわせて見直しておくと安心です。
IPアドレス関連の設定を快適にするおすすめ周辺機器
ネットワーク設定を安定させるには、ルーターやLANケーブル、Wi-Fi子機などの機器選びも大切です。ここでは、IPアドレス設定と相性のよい代表的なアイテムを紹介します。商品名をクリックすると詳細を確認できます。
- バッファロー Wi-Fi ルーター
- NEC Aterm 無線LANルーター
- TP-Link Archer ルーター
- エレコム LANケーブル カテゴリ6
- サンワサプライ LANケーブル カテゴリ6A
- バッファロー Wi-Fi 子機 USB
- アイ・オー・データ Wi-Fi 子機
- エレコム スイッチングハブ ギガビット
- バッファロー スイッチングハブ 8ポート
- TP-Link スイッチングハブ 5ポート
- オムロン 無停電電源装置
- APC 無停電電源装置
ルーターを新しくするときは、DHCPの割り当て範囲を確認できる機種を選ぶと、固定IPとの併用がしやすくなります。LANケーブルはカテゴリ6以上を選んでおけば、ギガビット環境でも安定しやすいです。
WindowsのIPアドレスに関するよくある質問
IPアドレスで個人情報はバレますか?
IPアドレスだけでは、氏名や住所などの個人情報は直接分かりません。ただし、契約情報と照合すればおおよその地域やプロバイダーが分かる場合があります。心配なときはVPNを利用するのも一つの方法です。
WindowsのIPアドレスは再起動で変わりますか?
動的IPの場合は、再起動や接続のし直しで変わることがあります。固定IPにしていれば、基本的には変わりません。
IPアドレスを固定するメリットとデメリットは?
メリットは接続先が安定すること、デメリットは重複設定のリスクや持ち運び時の不便さです。用途に応じて使い分けましょう。
コマンドでIPアドレスを確認するには?
コマンドプロンプトでipconfigと入力すれば確認できます。詳しく見たいときはipconfig /allを使います。
まとめ:WindowsのIPアドレスは確認と変更の手順を押さえれば怖くない
WindowsのIPアドレスは、設定アプリやコマンドプロンプトから簡単に確認できます。変更したいときは「IP割り当て」を手動に切り替え、重複しない番号を入力するのがポイントです。固定IPと動的IPにはそれぞれメリットとデメリットがあるので、サーバーやプリンターなど「いつも同じアドレスで使いたい機器」がある場合だけ固定IPを選ぶとよいでしょう。
設定を触るのが不安な方は、変更前の値をメモしておき、ルーターやLANケーブルなどの環境もあわせて見直してみてください。バッファロー Wi-Fi ルーターやエレコム LANケーブル カテゴリ6のような定番アイテムをそろえておくと、ネットワークが安定しやすくなります。WindowsのIPアドレス設定を正しく理解して、快適なネットワーク環境を整えていきましょう。

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